転職の最終面接

多くの企業における最終面接は役員面接です。

最終面接の位置づけは企業によってずいぶん異なります。最終面接が役員との単なる顔合わせという企業もありますし、逆に一番厳しい選考となるという企業もあります。このように最終面接が企業によってかなり異なるのは、企業ごとに経営者(役員)のタイプや方針が大きく異なるためです。私の経験で言うと、大企業の役員面接は顔合わせ的な意味合いが強く、中堅・中小企業の役員面接は最終選考の意味合いが強い(最終面接で落とされることも多い)ような感じがしています。

また、最終面接に出てくる役員の人数によって、その企業の経営者が採用(人材)をどれだけ重要と考えているかをうかがい知ることができます。せっかく転職するのであれば、社員のことを大切に・重要に考えているような企業(経営者)で働きたいものです。そういう企業ほど業績悪化の際に簡単に人員削減をするようなことはしないでしょう。

最終面接のチェックポイント

最終面接は役員面接となりますので、面接官は役員(経営者)ということになります。経営者はより深い洞察からの人間性の確認、自社の社風との適合度を経営サイドの観点からチェックしています。役員になるような人はこれまでに数えきれないほどの面接を行ってきています。面接回数が1000回、中には1万回を超えるという方もいるくらいです。そして、長い社会人経験の中で自分がこれまでに採用した人が社内で実際にどういう人材になっているかも体感しています。そのため、最終面接で選考が入る場合にはマニュアル的な対応で合格することは難しいでしょう。

まずは、最終面接で選考(ジャッジ)が入るかを確認するようにしましょう。仮に最終面接で選考(ジャッジ)が入る場合には、事前に自己分析を繰り返し自分のことを理解した上で、正直に素直に答えるほうがうまくいくかもしれません。仮に最終面接で落ちたとしても、その方が後悔が少ないでしょう。

私の知る企業では、最終面接の際に絶対出来ないようなことをできるか質問され、入社したいために「できます」と答えた人が落とされたことがありました。あとで役員に聞くと「何でもできるという人に仕事を任せるのは危ない。自分ができることとできないことをしっかり把握していて、できない場合はできないと素直に言えるような人材しか採用しない。」と言っていました。また、違う会社の役員は「最近はマニュアル本やインターネットの影響で、転職希望者が通り一辺倒の回答ばかりするので、予め想定できるような質問はあまりしない。想定できないような質問を様々な角度から投げかけ、回答の整合性や信憑性を見て、マニュアル等で隠れている本当の人間性を判断している。」と言っていました。

このように、企業によって最終面接の内容はずいぶん異なります。企業の面接内容やその特徴を教えてもらえるのは数ある転職方法の中でも人材紹介会社しかありません。人材紹介会社から企業の面接内容を教えてもらって、面接対策を行うようにしましょう。

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