あなたの苦手なタイプは？と聞かれたら
「苦手なタイプはどういうタイプですか？」という質問はあなたの人間関係においてのストレス耐性や応募先企業で働いている社員との相性などを確認する為の質問です。
この質問に対しては「こういう人が苦手です」とストーレートに伝えるのではなく
- 「○○タイプの人には少し苦戦しました」
- 「○○のような人とはコミュニケーションが少し取りづらい部分がありました」
と、別の言葉に変えて伝えるのがよいでしょう。その際に、どのようにコミュニケーションを取ってきたかという具体的な方法まで伝えましょう。
また、「苦手なタイプはいません！」と答えてしまうのは面接官があなたの事を「あまり真剣に人間関係構築に取り組まない無関心な人」と思われ印象を悪くする可能性があります。
社会人として仕事をする上では好き嫌い関係なく様々な人と関わります。会社からお給料をもらう以上はどんなタイプの人とも円滑にコミュニケーションを取れることが求められますので、そのような状況になった時にどうするか具体的な方法を明確に伝えましょう。
また、単純に人のタイプの好き嫌いではなく、ビジネスコミュニケーションを前提とした苦手なタイプという捉え方にしましょう。
回答例
前職で同僚だった口数の少ないタイプの技術者とコミュニケーションを取った時に非常に苦労しました。お客様から聞いてきたニーズが技術的に可能かどうかの確認をしたかったのですが、口数が少ないため、理由をはっきりと教えてくれなかった事がありました。そこで、Excelにお客様の要望を具体的に記載し、対応できうる技術を書き込み視覚化した上で、技術者にメールコミュニケーションを交えながら確認を取るようにしました。結果、お客様のニーズに対して提供できる技術がどのようなものかが明確になり、技術者とのコミュニケーションも良好になりました。この時に人のタイプに合わせてこちらが対応方法を変えるという重要性を身を持って感じました。
職場のコミュニケーションに関する質問の例
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