他の雇用形態でもいいですか?
「他の雇用形態でもいいですか?」 「アルバイトからでもいいですか?」
このような質問をされるということは、現時点でその応募先があなたを正社員として採用するのは難しいということが分かります。
企業としては「うちの会社で働いても大丈夫そうだが、ちょっとスキルが足らないので、正社員では難しい」、または、「スキルや経験は足らないが、人物は良さそうなので、働きぶりを見て、良さそうであれば、正社員としても検討しよう」と判断しているケースが一般的です。
この場合、確認すべき事は「アルバイトや契約社員などの雇用形態から、正社員になることができるかどうか」です。
雇用形態が違っても、過去に正社員になった前例があるなど可能性がある場合であれば、その選択もありだと思います。
正社員にこだわって就職活動や転職活動をしている場合は、質問の理由を一応聞いた上で検討もしくはお断りした方がよいでしょう。
応募した会社にどうしても入社したいということであったとしても、即答するのではなく、「大切なことですので、一度持ち帰ってじっくり考えてから返答させて頂きます」と猶予をもらうようにしましょう。
回答例
【他の雇用形態では嫌な場合】
ありがとうございます。(他の雇用形態から正社員になれるかを確認した上で)今回の転職活動では正社員で○○職を目指しておりますので、アルバイト採用ということであれば、少し考えさせていただくお時間を頂戴できますでしょうか。
※すぐに断るのではなく一旦受けましょう。断るのはいつでも断れます。
【他の雇用形態でも、どうしてもその会社に入りたい場合】
ありがとうございます。(他の雇用形態から正社員になれるかを確認した上で)御社にぜひ入社したいと思っているので、アルバイト採用からでも前向きに検討したいと思います。ただ、今まで正社員で○○職を目指していたので少し考えるお時間をいただけますでしょうか。
※アルバイトなど他の雇用形態がOKであっても、その場で即答するのはできるだけ避けましょう。具体的な時給やどれくらいの期間で正社員になれる可能性があるか等、確認すべきことを事前に確認してから返事をするようにしましょう。
逆質問や条件に関する質問の例
- 当社は第一希望ですか?
- 当社以外に受けている業界や職種がありますか?
- 他社は受けていますか?
- 給与の希望はありますか?
- 勤務地の希望はありますか?
- 他の雇用形態でもいいですか?
- 他の職種はいかがですか?
- 最後に何か質問はありますか?
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